代表メッセージ

株主の皆様へ「さらに高い成長を目指して」


第17期(2021年1月期)は、コロナ禍という大変な環境の中、機動的に難局を乗り切り、売上70億円突破、営業利益30億円突破、と力強い成長を成し遂げました。
 2020年3月から世界各国で、緊急事態宣言やロックダウン、渡航制限が始まり、これに伴い、国際物流の遅延や停止が発生し、BUYMAは大きなダメージを受けました。
 その結果、第1四半期は上場以来初の減収決算となりました。
 しかし、世界164カ国17万人のBUYMAのパーソナルショッパー(出品者)と連携し、国際物流から民間物流への切り替えを推進、また、物流が止まっていないエリアから協力を得て出品を強化することで、商品を購入したのに届かないという致命的な問題を乗り越えました。
 さらに、外出自粛の中で変化する売れ筋にも敏感に対応し、パーソナルショッパーにインテリアやホームグッズ、部屋着などの出品を増やしてもらうことで、外出着の需要減を乗り越えました。
 コロナ禍は、BUYMAにとって、大きな危機でしたが、物流サービスの進化とともに、世界中のパーソナルショッパーと連携している多様性の強みを発揮する機会となりました。
 その後、コロナ禍のマイナスの影響を乗り越え、EC化の追い風を享受し、総取扱高を順調に拡大しました。
 内部施策としては、”Specialty” Marketplace戦略に則り、個人だけでなく世界中のショップとの連携を深め、商品のラインナップの充実を進めました。
 また、データサイエンスとマーケティングオートメーションを駆使し、充実したラインナップを適切なお客様に適切なタイミングでお届けする技術革新も進めております。
 ファッションのSpecialtyを追求するBUYMAですが、当期は、インテリア・雑貨を扱う”ライフスタイル”カテゴリも前期比141.5%と大きく伸びました。新たなSpecialtyとして成長余地が大きいです。
 また、”世界で通用するサービスを作る”という創業からの志を成し遂げるために、2013年から試行錯誤を繰り返してきたGLOBAL BUYMAが、大きく化けた1年でもありました。
 当初、韓国、香港などアジア圏をターゲットとして参りましたが、ターゲットエリアを北米にシフト。北米に適した運営体制の変更、リブランディング、品揃えのチューニングを行い、結果、昨年下期の平均購入単価は86,079円と、日本のBUYMAの3.6倍となっており、ラグジュアリーブランドを買えるサイトとして、北米での認知が広がってきています。
 総取扱高も第4四半期で比較すると316%と急拡大しています。
 以上の結果、総取扱高628億円(前期比118.1%)、売上70.7億円(前期比116.1%)、営業利益30.3億円(前期比112.7%)と力強い成長を成し遂げることができました。
 5カ年中期目標に対して、5年後の営業利益50億円に対して初年度30億円、累計営業キャッシュ・フロー150億円に対して初年度30億円、期間平均ROE25%に対して初年度25%と順調な滑り出しとなっています。
 引き続き、成長投資を優先するスタンスですが、GLOBAL BUYMAなど育成事業への投資や、外部への出資などをこなして、なお、営業利益率42.9%、ROE25%と高い収益性を維持しております。
 当期業績の傾向及び今後の事業環境を考慮し、株主の皆様への感謝の気持ちとして、一株10円の普通配当を実施致します。
 第18期のエニグモは、中期目標を達成すべく、規律のある投資を行いながら、より成長を追求する1年に致します。
 BUYMAでは引き続き、”Specialty”Marketplace戦略に則り、品揃えを強化します。また技術革新により、買物体験に磨きをかけ、お客様のライフタイムバリューの向上に努めて参ります。
 さらに、特に当期で大きく伸びたライフスタイルとGLOBAL BUYMAに成長投資を行い、中期目標を確実に達成するための第2、第3の柱に育成していきます。
 株主の皆様には、エニグモを長期的な視点で温かく見守っていただければ幸いです。
今後ともご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2021年4月
代表取締役 最高経営責任者 須田将啓

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