代表メッセージ

新中期目標Challenge2025の達成に向けて

第16期(2020年1月期)は、東京証券取引所市場第一部に上場いたしました。
これもひとえに株主の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様の温かいご支援、ご指導の賜物と 心より感謝申し上げます。
期初に、「ステージアップする一年」というテーマを掲げておりましたが、会社としては、東証マザーズから東証一部への市場変更を行いました。
また、全社一丸となってMissionを達成するべく、
「Mission」
「Vision」
「Value」
を再定義し、組織力強化に取り組んでおります。

BUYMAとしては、マーケティング、利便性、品揃えで新しい取り組みを行い、サービスとしても、一段上のステージに進化できた年だと考えております。
マーケティングにおいては、オートメーションツールの稼働が始まり、データドリブンかつパーソナライズされた施策が効率的にユー ザーに届けられ、成果を上げ始めております。
また、利便性の点では、レコメンド機能や検索機能の精度があがり、Stylehausなどのオウンドメディアが伸長し、具現化できていなかった商品のディスカバリー効果を高めております。
そして、品揃えでは”Specialty” Marketplace戦略に則り、出品者の法人ツールを解放し、より幅広い商品が世界中からラインナップされてきており、サービスとして一歩脱皮できた年になりました。

その他、不要アイテムの買取サービスであるALL-INは、出品作業や相手とのやりとりがなく、簡単に中古品を処分する手軽さが受け、申し込み件数は前年比1.5倍超に増加しました。

加えて、新規事業として、Global BUYMAとBUYMA TRAVELへ規律ある投資を進めております。

Global BUYMAは、北米をターゲットに据えて、海外での実績のある人材を起用し、チームを再編しました。これにより、海外デザイナーによるデザインのリニューアルやブランドガイダンスの策定、日本人以外のパーソナルショッパーの起用など、北米を志向したチームならではの新しい施策にも取り組めるようになっております。

BUYMA Travelは、PC版をリリースして、グランドオープンとなりました。
コロナウイルスの影響が落ち着くまでは、仕込み期間と位置づけ、プロダクトの改善に取り組んでまいります。旅行市場が元に戻れば、必ず大きく育つタイミングがくると信念を持ちながら、やりとげます。

以上の結果、既存事業では、取扱高、売上、営業利益とも過去最高を達成し、ARPUは上場来の最高額となりました。また、新規事業に規律ある投資をこなしながら、営業利益率は44%超、ROEも28%超と高い収益性を維持しております。

今期は5カ年中期目標としてChallenge2025を制定しました。
大きな方針を説明します。

BUYMAにおいては、サプライサイドでは、”Specialty” Marketplace戦略に基づき、セラーのエンパワーメント、海外のセレクトショップなど法人比率の向上、ファッション以外にも”Specialty”を感じられるカテゴリの強化に取り組みます。
ディマンドサイドでは、顧客のLTVを高めるため、データ分析やAIを活用し、広告宣伝費の効果や購入回数の向上を効率的に進めていきます。
また、M&Aの体制も整備できましたので、今期より本格的に検討を進めます。
前述のBUYMAの活性化施策を、M&Aを通してスピードアップさせる方針です。
もちろん新規成長領域で当社のコア・コンピタンスが活かせる事業があれば、M&Aやアライアンスを検討します。

以上を通して、2025年1月期までに、
①営業利益50億円
②5カ年累計営業CF150億円以上
③5カ年平均ROE25%以上を達成いたします。
150億円を目指す営業CFのアロケーションとしては、成長への投資(M&Aを含む)を最優先させますが、投資後になお余力がある場   合は、内部留保とのバランスを考慮しつつ、株主配当の水準を決定してまいります。

株主の皆様には、エニグモを長期的な視点で温かく見守っていただければ幸いです。
今後ともご理解とご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2020年4月
代表取締役 最高経営責任者 須田将啓

 

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