2008年3月14日、株式会社エニグモ代表取締役共同最高経営責任者須田将啓・田中禎人が 初の著書、『謎の会社、世界を変える。-エニグモの挑戦』を発刊致しました。
本書は、起業を考えている人、世の中にインパクトを与えたい人、新しい何かを生み出したい人、すべての挑戦する人たちに向けて、エニグモの創業者二人が執筆した、リアル起業ストーリーです。 ──────────────────────────────── ■1■ 『謎の会社、世界を変える。-エニグモの挑戦』について ──────────────────────────────── 著:須田将啓・田中禎人 (株式会社エニグモ 代表取締役 共同最高経営責任者) 出版社:ミシマ社 発売日:2008年3月14日 定価:1,680円(税込) 目次: ・プロローグ ・第1章 起業前夜 ・第2章 エニグモ誕生 ・第3章 世界初第一弾・バイマ誕生! ・第4章 失意からの挑戦 ・第5章 世界初第二弾・プレスブログ ・第6章 世界初第三弾・フィルモ ・第7章 世界へ ・エピローグ ※こちらから立ち読みができます。 >>http://www.mishimasha.com/books/nazo.htm ──────────────────────────────── ■2■ 著者プロフィール ──────────────────────────────── ◆須田将啓(すだ・しょうけい) 1974年茨城県水戸市生まれ。 慶應義塾大学院理工学研究科計算機科学専攻修士課程修了。 2000年博報堂入社。 2004年博報堂退社、同年に株式会社エニグモを設立。 現在、エニグモ代表取締役共同最高経営責任者。 ◆田中禎人(たなか・さだと) 1974年生まれ。青山学院大学法学部卒業後、1997年オンワード樫山入社。 その後、外資系PRコンサルタント会社のシャンドウィック(現ウェーバー・シャンドウィック)を経て、カリフォルニア 大学経営大学院で経営学修士(MBA)を取得。 2001年博報堂入社。 須田とともに博報堂を退社し、株式会社エニグモを設立。 現在、エニグモ代表取締役共同最高経営責任者。 ──────────────────────────────── ■3■ 推薦コメント ──────────────────────────────── ◆出井伸之氏(元ソニー(株)最高顧問) 「ソニー、ホンダを超えてほしい」 ――現代ビジネスは、20世紀とまったく違うロジックで動いている。 本書を読めば、それがよくわかる。 ◆佐々木俊尚氏(ジャーナリスト) BuyMaのようなサービスは、フラット化が作り出す新しい消費者像をシンボリックに体現している。 「人と人のつながり」を可視化し、商品の情報を的確に得られるようにしようというソーシャルメディアの典型的ケースであり、昨今のソーシャルメディアの隆盛を思えば、BuyMaというサービスを2005年2月という早い時期に投入した二人の慧眼には恐れ入るしかない。 その後の彼らの成長ぶりと、次々に投入されている斬新なサービスの数々については、今さら言うまでもない。 私はいまも折りに触れ二人と会い、彼らの新しいサービスの話を聞いているが、その話はいつも明晰なロジックにあふれ、そしてその人間的魅力は人を惹きつけて離さない。 彼らが今後も成長を続けていくことは間違いない。そして彼らのような経営者が主流になっていくそのときこそ、日本のインターネットの再びの夜明けになるであろうことを私は信じている。 ◆フタバ図書MEGA祇園中筋店 芝健太郎さん ようやくおととい読みはじめたのですが、面白くて一気読みしてしまいました。読んでいてこんなに熱くなるとはおもいませんでした。こみ上げてくるものがありました。このところ毎日忙しくて、あっという間に時間が過ぎていって、こんなでいいのかと思う日々をすごしておりましたので、なにか面白いことをやりたい! 誰もやってないことをやりたい! というエニグモの皆さんの思いがすごくストレートに伝わってきました。 読んでいたらジョン・レノンの「イマジン」を思い出してしまいました。 「君は僕の事を夢想家と呼ぶかもしれない・・」という歌詞が浮かんできました。でもたしかにレノンは世界を変えたし、エニグモさんの夢もひとつひとつ叶っている。面白いことをやろうとすると共感してくれる人たちがいる。そして世界は少しだけど、確実に変わっていく。僕もなにかおもしろいことをしたいと思って書店で働いていますが、もっともっと行動していけばいいんだと背中を押された気分です。勇気をもらうというのはこういうことなんだと思います。日ごろビジネス書って読まないのですが、面白かったです! 素敵な本をありがとうございます。 ◆紀伊國屋書店本町店 結城直子さん この本を読んで、成功することよりももっと価値があることを、たくさん学びました。揺るぎない自信は、すごい力を持っているということ。 エニグモの凄さはここにあります。結局どうやって起業して成功するか、やり方は様々で正解というものはないし、出会いも運が関係してくるのではないかと思います。須田さんは上手くいかなかったことでモチベーションが下がっている時でも、「エニグモの事業は必ず成功する」ということだけは疑っていませんでした。何があっても、誰にも見えていない道を見ていたこの姿勢と打たれ強さを他の何よりも見習うべきだと思いました。本当にチームを大事にするためにどんなことをすれば良いの かも教えてもらいました。まるで家族愛のようなエピソードに、「ベンチャー系のビジネス書って、こんなに感動するものなのかな」と思いつつ本気で涙ぐんでしまいました。かっこいい!と思わせてくれるし、泣かせてくれるし、へこませてくれる、「エニグモ」の生き方がさまざまな人の心に刺さってくれればいいと思います。 ◆紀伊國屋書店大津店 濱本淳史さん 『謎の会社、世界を変える』の感想。 一人が一人と出会い、互いを変えてゆく。そうして、「世界」は変わりゆくのだろう。大きくも小さくも、僕らは今はまだ見ぬ誰かと出会い、互いの世界を広げ、変えてゆく。 謎の会社、エニグモは、まず二人の男性がクリスマスの夜に互いのアイデアを語り合うことから始まる。その地点、その時点において、彼らの(あるいは僕らの)世界は変わりはじめていったのだ。そして、彼らはまた一人、一人「僕ら」を増やし、世界はどんどん変わり、広がってゆく。彼らは起業を始めて間もない頃「世の中、変えるぞ!」と、互いに声を交わしていたと言う。彼らが起業し、世の中は変わったのだろうか。 それは、僕の知るところではない。(実際、僕はエニグモという会社を知らなかった)。けれど、この本を読み、彼らが「世界」を変えゆく話に浸る中で、僕は僕自身に確かな変化を感じた。あ、世界は変わったんだ。少なくとも僕の。小さくとも僕の世界は。 ◆旭屋書店なんばCITY店 柴田夕希子さん) 「世の中を変えるボタンがある」ではじまる文章を、最初正直ちょっとキザやなあと思ってしまいました。 いわゆるエリートが脱サラして、高給を投げ打って起業して、現在までのプロセスをちょっとかっこよく、シャツのえりを立てているような感じで書かれているのかなと読み進めていました。確かに起業された著者のお二人はとても賢い方(頭の切れる方)やと思います。しかし、そういったうらやましさや自分とは違うなという感覚は本の中盤から、スッ飛んでいきます。ものすごく具体的にエニグモのサービス創りの場面を述べられていたり、人のつながりに感謝したり、時には失望したり、直球でさらけ出しています。 エニグモのサービスが世界初だからすごいというよりも、そのサービスの実現にスタッフの得意な部分をちゃんと生かして継続させてはるのがすごいんやと思います。エニグモの世界初になる新しいサービスの実現に向けて、目的は一つだけど、メ ンバーが持っているそれぞれの力を部分部分で出して、それがちゃんとまとまっているところがステキやなあと感心してしまいました。]]>